7.塾文化をはぐくむ。

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創業時から新しい技術や仕組みで商品やサービスをつくり、人類の未来に貢献するというようなビジョンを掲げる起業家もいる。しかし圧倒的多数は力や名誉がほしい、家や車が欲しい、お金が欲しい、継承した責任や家族のためにというような理由で経営者になる。よくできた経営者でも社員や目の前のお客様のために頑張っている。知らないが故に小さな世界で生きている。あるいはそんな満足できる場所に留まっている。

まだ頑張っている経営者ならいい、遊びに呆けて本気で取り組んでない経営者や希望を失い無気力に映る経営者も多い。無礼塾に入り、ひとつ上のステージに立ってもらいたい。理念と利益が両立した時に見れる違う景色を体験してほしい。そこに駆け上がってほしい。

仲間になってもらうには条件がある。それは向上心が人一倍高く、行動力があり、仕事が好きで、人を大切し、約束を守る人。
そんな意欲の高い経営者の集団になる。だから、入塾審査もしっかり行う。10年で10倍の売上利益を目指す、かつ仲間を大切にする人だけの集団にする。

経営者の幸せは業績だけでは決まらない。そのコミュニティでの人間関係が大きく影響する。仕事時間の約15%を無礼塾の学びに使ってもらうことになる。重要な人間関係が塾内で形成される。そこでどんな人に塾生になってもらいたいかをあげてみる。

塾生が守らなければならない10箇条

(1)圧倒的な向上心を持つ
(2)自責で捉える
(3)誠実に生きる 
(4)互いの成長を喜び合う
(5)違いを受け入れる
(6)陰口は言わない
(7)社会貢献を目的とする
(8)社員を大切にする
(9)無礼ランキングにこだわる
(10)無礼HDの兄弟会社として助け合う

(1)圧倒的な向上心を持つ

圧倒的に前向きで、可能思考でなければならない。今の時代、10年10倍は強く意志しなければ達成できない。なにがなんでもやり切る、私はできるという信念が必須になる。

(2)自責で捉える

周りへ貢献を意識しつつ、万一、他の塾生からの不利益な行動があっても、すべて自責と捉え、誰のせいにもしない。

(3)誠実に生きる

仲間の経営情報は丸裸な状態にある。漏洩したり、悪用する塾生がいれば、組織の存続にかかわる。疑いがある場合は、塾長が面談し、退塾を勧告することもある。また、塾生間で不誠実な取引きがあった場合はその情報を公開し、塾内取引の停止を促す。ようするに気持ち悪い塾生は排除する。

(4)互いの成長を喜び合う

同業者の入塾もありえる。ライバルになることもある。無礼塾は人格者の集まり。互いにノウハウを共有し、少しでも助け合い、得意分野で伸ばしあう。業界の地位向上や顧客満足を競う仲でいてもらう。情報を無断で自社運用する経営者には去っていただく。
無礼塾は業績を競う。ボーリングやゴルフのように互いの成長を競い合う。共に切磋琢磨しながら、みんなでハイスコアを出せるようにしていく。

(5)違いを受け入れる

自分の魂が天国で選択した「私」に生まれてくると考える。その人生脚本をどう演じ、生かし、そして何を学んで天国にかえるのか。その考察が使命と出会わせてくれる。事業はそれを実現するための手段。生き方に、経営に正解はない。他の人の考え方に反発するのではなく、受容するところに自己成長がある。違いを受け入れ、大きな人間になる。

(6)陰口を言わない

指摘、批判は直接対象者に伝える。ただし、言葉を丁寧に選ぶ。陰で漏らすのは塾生として恥ずかしい行為。指摘される側も素直に受け入れる。年齢や事業規模、無礼ランキングなど関係ない。相手の成長を願い、恐れずにぶつけよう。

(7)社会貢献を目的とする

社員への愛や一社員への愛や一顧客への思いは個の愛。その愛を通して、我々は世の中にどんな貢献をしていくのか。視点を社会に向け、広い意味での愛の実現を目指す。その社会からの評価が売上と利益。経営者である以上、ここから逃げてはいけない。ただ利益を上げればいいのではない。真の顧客満足を伴うように正しく上げていくことが重要。

(8)社員を大切にする

社員を大切にするというのは、甘やかすとか妥協するということではない。また解雇しない、雇用を守るということでもない。それは部下の成長に妥協しないこと。自社の教育理念を確立し、徹底して実践する会社にする。

(9)無礼ランキングにこだわる

無礼ランキングは立派な経営者に近づくと評価される仕組み。評価基準は明快、採点も細部まで公開する。完全なオープン評価。常に評価基準は修正され、時代に即したものに改良していく。ひとつでも高い順位にこだわって参加する。そして勝っても負けても、気持ちよく次への反省材料に活かしていく。

(10)無礼HDの兄弟会社として助け合う

塾生は共に社会貢献を広げていく仲間。その仲間がお互いの貢献を支えあうのは当然のこと。ひとつの商品サービスでもいいから、世に問えるものができたら、まずは仲間に買ってもらう。そしてしっかり評価してもらう。技量や思いをお互いに量り合う物差しになる。本音でぶつかり合い、磨き合い、本物になっていく。